旅管なび

旅行業法の出題範囲は21項目|学ぶ順番と、各項目で問われること

公開:

旅行業法の範囲は、法律の条文だけを見ると広く感じます。出題分析表では、これが21の項目に整理されています。この記事では、21項目で何が問われるのか、そして、どの順番で学ぶと無理なく理解が進むのかをまとめました。

この記事の要点

  • 旅行業法の出題範囲は、出題分析表では21項目に整理されています。
  • 学ぶ順番の目安は、目的・定義→登録制度→営業保証金→旅行業協会・弁済業務保証金→人と営業所→契約・広告・旅程管理→違反したとき、です(公式の順番ではなく、旅管なびの目安です)。
  • 数字や種別の違いが多い項目に時間をかけ、考え方が一貫している項目は、問題で理由を言えるようにします。

出題範囲は「出題分析表」の21項目で見る

旅行業法(旅行業法及びこれに基づく命令)の出題範囲は、法律の本文だけでなく、施行規則などの命令も含みます。範囲が広く見えるため、出題分析表の項目に沿って、小さく区切るのが基本です。旅管なびの旅行業法も、この21項目の区切りで問題をそろえています。

21項目の一覧と、学ぶ順番の目安

第1グループ:土台をつくる(1〜3)

順項目ここで問われること
1目的・定義旅行業法の3つの目的、旅行業・代理業・手配業の違い、企画旅行と手配旅行の定義
2登録制度第1種〜地域限定の業務範囲、有効期間と更新、変更登録、登録の拒否事由、基準資産額
3営業保証金営業保証金の額、供託と届出、取戻し、不足したときの追加供託

第2グループ:保証の仕組みと団体(4)

順項目ここで問われること
4旅行業協会・弁済業務保証金など旅行業協会の業務、弁済業務保証金制度、分担金、保証社員、還付

第3グループ:人・営業所・約款(5〜9)

順項目ここで問われること
5旅行業務取扱管理者選任、職務、兼務、研修、取り扱える範囲と資格の関係
6外務員証明書の携帯と提示、管理者証明書との違い
7旅行業務の取扱いの料金料金の掲示、届出や認可の要否、企画旅行との関係
8旅行業約款約款の認可、掲示と備え置き、記載事項
9標識(登録票)標識の様式、掲示の義務、営業所の業務範囲との関係

第4グループ:契約・広告・旅程管理(10〜14)

順項目ここで問われること
10取引条件の説明説明の時期、方法、書面の要否、説明事項
11書面の交付契約書面と権利を表示した書面、記載事項、交付の時期
12企画旅行の広告募集広告の表示事項、表示の方法
13誇大広告の禁止禁止される表示、対象となる広告の範囲
14旅程管理旅程管理の措置、旅程管理主任者の資格、国内と海外の違い

第5グループ:ほかの事業者との関係(15〜16)

順項目ここで問われること
15受託契約受託契約の内容、委託旅行業者と受託旅行業者、代理業者との関係
16旅行業者代理業者代理業の登録、有効期間がないこと、所属旅行業者との関係

第6グループ:違反したとき・手配業・その他(17〜21)

順項目ここで問われること
17禁止行為してはいけない行為、個人が行っても禁止されるもの
18業務改善命令命令の対象となる内容
19登録の取消し等取消しや業務停止の事由、期間
20旅行サービス手配業手配業の登録、旅行サービス手配業務取扱管理者、禁止行為
21その他(罰則、都道府県が処理する事務など)罰則、報告徴収・立入検査、都道府県が処理する事務

※ 左の「順」は、学ぶ順番の目安で、アプリ内の項目番号とは別です。項目名をタップすると、その項目の10問テストを開けます(登録なしで試せます)。「旅行業約款」の項目は、旅行業法が定める約款の認可・掲示などの決まりを問う項目で、標準旅行業約款の中身(約款科目)とは別です。

この順番で学ぶ理由

  • 登録制度と営業保証金を先に。 旅行業の種別(第1種・第2種・第3種・地域限定)が、後の項目のあらゆる場面で前提になるためです。管理者の資格、広告、旅程管理など、種別によって答えが変わる論点は多くあります。
  • 弁済業務保証金は、営業保証金の直後に。 2つの制度は、比べながら覚えると混同しにくくなります。詳しくは登録制度・営業保証金・弁済業務保証金の記事をご覧ください。
  • 契約と広告は、流れで覚える。 説明、契約、書面の交付、広告は、お客様と接する時間の流れに沿っています。順番に覚えれば、「どの時点の話か」が整理できます。
  • 罰則は、最後に。 罰則は、ほかの項目で学んだ規定を前提にしています。「何に違反するとどうなるか」を、最後にまとめて確認するほうが定着しやすくなります。

項目ごとの時間のかけ方

21項目は、時間のかけ方に差をつけて構いません。目安として、数字や種別の違いが多い項目(登録制度、営業保証金、弁済業務保証金)は、時間をかけて反復します。一方、考え方が一貫している項目(誇大広告、禁止行為など)は、問題を解いて、理由を言えるようになれば十分なことが多くあります。

どの項目に弱いかは、実際に解いてみないと分かりません。最初に、全項目で1回ずつ(10問)解き、正解できなかった項目に時間を寄せていく進め方もおすすめです。具体的な日程は、勉強時間とスケジュールの記事をご覧ください。

21項目の問題は、すべて登録なしで試せます。まずは「目的・定義」の10問から始めてみてください。

「目的・定義」の10問を解く

この記事の項目で、問題を解く

よくある質問

Q.旅行業法の出題範囲は、どこまでですか。
試験科目は「旅行業法及びこれに基づく命令」で、法律の本文のほか、施行規則などの命令も含みます。出題分析表では21項目に整理されており、旅管なびもこの区切りで問題をそろえています。
Q.旅行業法は、どの項目から勉強するとよいですか。
「目的・定義」「登録制度」「営業保証金」の順がおすすめです。旅行業の種別(第1種・第2種・第3種・地域限定)が、後の項目の前提になるためです。
Q.21項目すべてを同じ時間かける必要がありますか。
ありません。最初に全項目を1回ずつ(10問)解き、正解できなかった項目に時間を寄せていく進め方がおすすめです。

まずは、今日の10問から。

旅管なびは、総合旅行業務取扱管理者試験の全53項目を、10問ずつの4択で学べる学習アプリです。登録なしで、そのまま試せます。

あわせて読みたい記事

旅行業法の勉強ガイド 記事一覧へ →

参考にした公的な情報

この記事は、法令や公開されている情報をもとに、旅管なびが独自にまとめたものです。試験の最新情報(試験日、時間割、合格基準、法令の基準日など)は、実施団体である日本旅行業協会の受験案内で、必ずご確認ください。運営者・編集方針は旅管なびについてをご覧ください。