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旅行業法の勉強方法|総合旅行業務取扱管理者試験で合格点を取る全体像

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旅行業法は、総合旅行業務取扱管理者試験の最初の科目です。範囲は法律の決まりごとに限られ、勉強のやり方さえ合っていれば、点数に結びつきやすい科目でもあります。この記事では、旅行業法の勉強を何から始め、どう進めればよいかを、全体像からお伝えします。

この記事の要点

  • 旅行業法は配点100点です。合格基準は科目ごとに満点の60%以上で、1科目でも届かないと合格できません。
  • 旅行業法と約款は科目合格制度の対象外なので、毎年あらためて合格基準を満たす必要があります。
  • 勉強は、全体像(21項目)→数字は別枠で暗記→4択演習と間違いの回収、の3段階で進めます。

旅行業法は、試験のどこにあたる科目か

総合旅行業務取扱管理者試験(実施団体は日本旅行業協会)は、次の4科目で行われます。旅行業法の配点は100点で、海外旅行実務だけが200点です。

科目配点
旅行業法及びこれに基づく命令(業法)100点
旅行業約款、運送約款及び宿泊約款(約款)100点
国内旅行実務100点
海外旅行実務200点

合格基準は、各科目で満点の60%以上を得点することとされています。4科目の合計ではなく、科目ごとに判定されます。細かい運用は、毎年の受験案内で確認してください。

ここで押さえたいのは、1科目でも基準に届かなければ合格できないという点です。旅行業法は100点のうち60点が目安になります。ほかの科目で点を稼いでも、旅行業法の60点は取らなければなりません。

勉強の基本は、3つの段階

旅行業法の勉強は、次の3つの段階に分けると進めやすくなります。順番に、1つずつ終わらせていくイメージです。

  1. 全体像をつかむ(21項目を4つの塊として見る)
  2. 数字と期限を、別枠で覚える
  3. 4択問題を解いて、間違えた問題を回収する

段階1:全体像をつかむ

旅行業法の範囲は、出題分析表では21の項目に分かれます(21項目の一覧と学ぶ順番では、別の6つのグループに分けて紹介しています)。いきなり1項目ずつ暗記を始めると、「いま何の話か」を見失いやすくなります。まず、21項目を次の4つの塊として眺めてください。

塊含まれる内容勉強のポイント
事業者の入口とお金目的・定義、登録制度、営業保証金、旅行業協会・弁済業務保証金数字が多い。種別ごとの違いを表にする
人と営業所のルール旅行業務取扱管理者、外務員、標識、料金の掲示、約款、旅行サービス手配業誰が何をするか、何を掲示するか
お客様との契約と広告取引条件の説明、書面の交付、広告、誇大広告、旅程管理、受託契約、旅行業者代理業者説明→契約→書面の順序で覚える。受託契約・代理業は、ほかの旅行業者との関係
違反したときの扱い禁止行為、業務改善命令、登録の取消し、罰則重さの順に並べて整理する

それぞれの塊は、次の記事で詳しく扱っています。「登録制度・営業保証金・弁済業務保証金」「取引条件の説明・書面の交付・広告」「旅行業務取扱管理者・旅程管理」「禁止行為・罰則」です。

段階2:数字と期限は、別枠で覚える

旅行業法は、数字の暗記が避けられない科目です。基準資産額、営業保証金の額、届出の期限(14日以内、30日以内など)、罰則(100万円以下、30万円以下など)があります。これらは文章の理解とは別に、一覧表にして、繰り返し見るのが近道です。数字の覚え方の記事に、一覧と覚え方の工夫をまとめました。

段階3:4択問題で確かめ、間違いを回収する

試験は4択の問題です。読んで分かったつもりになっても、問題として出されると「あれ、どっちだったか」となる論点は多くあります。理解したら、すぐに問題を解いてください。そして、間違えた問題を、解き直せる形で残すことが大切です。やり方は問題演習の記事にまとめています。

旅管なびでは、旅行業法の21項目すべてに、解説つきの4択問題を用意しています。1回10問で、間違えた問題は自動で復習リストに入ります。

「目的・定義」の10問を解く

旅行業法の勉強で、よくある失敗

  • 条文を丸暗記しようとする。 文章をそのまま覚えるより、「誰が」「いつまでに」「何をする」を整理するほうが、問題に強くなります。
  • 似た数字を混同する。 営業保証金と基準資産額、第2種と第3種のように、並ぶ数字の取り違えは典型的な失点です。ペアで覚えます。
  • 「すべて」「のみ」「いかなる場合も」を見落とす。 極端な言い回しの選択肢は、例外が1つでもあれば誤りになります。ただし、本当に例外のない規定もあるため、規定の中身で判断します。
  • 旅行業者・代理業者・手配業者の主語を取り違える。 同じ規定でも、誰に適用されるかで答えが変わります。
  • 直前になって、新しい教材に手を出す。 試験が近いほど、解いた問題の見直しに時間を使うほうが得点につながります。

まず、今日やること

  1. 旅行業法の21項目を、4つの塊として一度ざっと眺める
  2. 最初の項目(目的・定義)の問題を、10問解く
  3. 間違えた問題と、数字の論点をメモに残す

学習の期間が限られている場合は、勉強時間とスケジュールの記事で、3か月・1か月・3週間の進め方を紹介しています。試験の最新情報は、必ず日本旅行業協会の受験案内でご確認ください。

この記事の項目で、問題を解く

よくある質問

Q.総合旅行業務取扱管理者試験の旅行業法は、何点取れば合格ですか。
旅行業法の配点は100点で、合格基準は各科目で満点の60%以上(旅行業法なら60点が目安)です。4科目の合計ではなく、科目ごとに判定されます。細かい運用は、毎年の受験案内で確認してください。
Q.旅行業法で合格した科目は、翌年に持ち越せますか。
持ち越せません。科目合格制度の対象は、国内旅行実務と海外旅行実務だけで、免除されるのも翌年度のみです。旅行業法と約款は対象外です。
Q.旅行業法の勉強は、何から始めればよいですか。
旅行業法の21項目を、4つの塊(事業者の入口とお金、人と営業所、契約と広告、違反したとき)として全体像をつかみ、最初の項目である「目的・定義」の10問を解くところから始めます。

まずは、今日の10問から。

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参考にした公的な情報

この記事は、法令や公開されている情報をもとに、旅管なびが独自にまとめたものです。試験の最新情報(試験日、時間割、合格基準、法令の基準日など)は、実施団体である日本旅行業協会の受験案内で、必ずご確認ください。運営者・編集方針は旅管なびについてをご覧ください。